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リピーターの考え方

更新日:2021年5月19日



リピーターと言えば、初めての方よりも一度お客さまになっている人なので信頼関係もできており接しやすい、マーケティング的にはリピーターが売上の8割を作ると言われている、 そんな風に思うのではないでしょうか? 私も接骨院勤務時代、リピート獲得に躍起になっていたブラックな過去があります。

(治療家がリピートさせるなという意味で。笑) 「さも」な理由をつけては回数券を売るという行為です。


段々と懐疑的になり嫌になっていた当時の自分がいましたが、 しかし経営的な側面で考えると必要でもあったのだと今なら分かります。 (感情のダブルスタンダードに耐えられなくなったので、治療家は完全に引退しました。)

ところで、 『人は何故リピートするのか?』 これを考えたことありますか? 飲食なら「美味しい」からかもしれませんが、 じゃあ美容室は?治療院は?ハウスクリーニングは? 腕が良い?人が良い? いやいや、関係ありません。 平成前期までは情報量も少なくそういったことで地域のお店でリピートしていた人も多いでしょう。 しかし今は違います。


「そこそこ良いもの」が巷に溢れています。 なので選択しても大きな失敗をすることがありません。 そして行ってみた(依頼してみた ところで、大きな不満がありません。


また情報量が多すぎて、事前の比較すらできていません。 美容院のように多くの人が定期的に必ず行くようなところでは“過去との比較”で気に入ってリピーターになる場合もありますが、 そもそもその業界のサービスが初めての方にとって気に入るもなにもないですよね、だって基準がないんだから。


初めてのハウスクリーニング、子供が小学生になって学習塾に入れる…


一度そこで購買行動をしたら、そのまま同じところで頼むのが人間です「手間が無いなら」。 ちなみに皆さんはAmazonで買い物していますでしょうか? 使っている人はきっと何回も使っているかと思います。

何故Amazonで買うのですか?リピートしているのですか? あれが1番わかりやすいです。 検索、購入から到着そして返品まで一切滞りなく、手間なく済ませられる、これがリピートの理由です。


そして何かを買おうと思った時に「選択肢の一つ」になっている、これが非常に大きいです。 あなたの商売・サービスが、その地域で、そのジャンルで「選択肢として挙がってくる」状態にできれば勝ちです。

是非、そこを目指してみてください。

それではまた。


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